外国の通貨を売買 そらのおとしものフォルテ解説 第十一話 そらのおとしもの徹底解析!

そらのおとしもの徹底解析!

水無月すう先生原作の漫画作品「そらのおとしもの」の非公式ファンサイト。アニメ版の感想、考察も。

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そらのおとしものフォルテ解説 第十一話

この暖かさは・・・何・・・?
byカオス



第十一話 幻想哀歌(ムサベツ)の果て



解説

▽再臨

 空美町に危機が迫る中、それを伝えるべくダイダロスは智樹の夢に介入する。

(ダイダロス)逃げて!出来るだけ遠くに!あの娘が来る前に、早く!
(智樹)あの娘って・・・誰だ?
(ダイダロス)そっか、トモくんは知らなかったわね・・・第二世代、カオスのことを・・・

 必死に警告するダイダロスだったが、間に合わない。以前と同様カオスによって夢の外へと押しのけられる。
 カオスと同時に智樹の周りに現れる何か。それは、壊れた人形のように倒れている・・・いや、「落ちている」エンジェロイド達だった。そして、その中で不気味にそそり立つ影がただひとり・・・

(カオス)今度は何して遊ぶ?おにいちゃん・・・

▽記憶喪失
 あまりにも不気味な夢に、終わりを待たず飛び起きる智樹。気付けばもう朝が来ていた。窓から聞こえる雨音がやけに大きく聞こえる。

(そはら)起きた?トモちゃん。
(智樹)え・・・そはら?
(そはら)学校遅れちゃうよ?外、凄い雨だけど。・・・台風でも来てるのかなぁ?

 彼を迎えたのはイカロスではなく、そはらだった。
 当のイカロスは前回の熱暴走が収まらないまま。イカロスだけでなく、看病のためにニンフも大事をとって学校を休むことに。

(智樹)ゆっくり休んでな。
(イカロス)あ、はい・・・
(智樹)熱あんだろ?あんまり無理すんな。

 辛そうなイカロスの頭を撫でてやり、智樹はそはらと一緒に登校するのだった。

(イカロス)今の・・・誰?
(ニンフ)何それ。あんたの冗談ってちっとも面白く・・・え?

 自動修復プログラムにより、智樹のことは頭から抜け落ちてしまっていた。

調査開始
(英四郎)局地的な大雨と共に各地で不気味な現象が起きている。しかし問題は、この台風が逆回転をしている点だ。
通常ではありえない・・・台風はまっすぐ南下している。まるで・・・

(美香子)・・・空美町を目指しているみたいね。

 英四郎は今回の台風の不可解さを、新大陸発見部部室に集まった皆に説明する。それを聞いた智樹は今朝見た夢の話をする。「第二世代」と聞いた英四郎は、眉をひそめる。

 英四郎と美香子は家から動けないイカロスや羽のないニンフの代わりに、唯一健在のアストレアを引き連れて空美町に迫る台風の調査に向かう。敵が智樹を狙う可能性を考慮した英四郎により、智樹はそはらと共に学校に残ることとなった。

▽無い袖は振れない
(ニンフ)良く分からないけど、自動修復プログラムが作動して智樹に関するメモリーが消去されてるみたい。まだ、完全には消えてないけど・・・問題はプログラムを止める手段がないってこと。今の私にそこまでの力は・・・

一方、桜井家ではニンフがイカロスのメモリーを調査していた。
羽さえあればと悔やむニンフだったが、今はイカロスに安静を促すことしかできない。

▽一触即発
 台風の中心付近を飛び回るアストレア。英四郎と美香子は五月田根家提供の軍用車からオペレートしている。
 ふとアストレアは、巨大な竜巻に野鳥の群れが飲まれていくのを発見するのであった。

 そこには、不気味な笑みを携えたカオスの姿があった。

▽絶望
(イカロス)これは動物園に行った時、これは夏祭りに行った時・・・

 イカロスは寝室で思い出が詰まったアルバムを眺める。

(イカロス)これは・・・マイマスター、サクライトモキ・・・いや・・・忘れたくない・・・
マスターの声も、笑顔も、怒られたこと、優しくされたこと、全部忘れたくないのにどうして・・・


 いつも自分の隣に写っている少年をようやく最愛の人だと思い出した彼女は今なお自動修復プログラムを止められない状況に涙するのであった。

▽交戦
(カオス)久しぶりね・・・私、大きくなったでしょ?暗くて寒い海の中で、いっぱいいっぱい愛をお勉強したんだよ。
だから、お姉様たちにも愛を教えてあげるッ!!


 遂に空美町へ戻ってきたカオスはアストレアを攻撃し始める。一方的にねじ伏せられながらも、アストレアは英四郎達にイカロスへの助力を要請する。英四郎からの電話を受けたニンフはイカロスの代わりに出撃するのであった。

▽夢の少女と
(英四郎)智樹、よく聞け!夢にダイブしてダイダロスと会って来い!
「カオスが進化して現れた」、そう言えば分かる。イカロス達を助けるためには、お前の力が必要なんだ!


 英四郎達は桜井家へ助力を要請した後、カオスから逃げながら学校にいる智樹に連絡していた。
 何が起きているかは分からないが大変なことが起きていることを理解した智樹は、どうにか装置を動かせるそはらのオペレートを受けてダイブゲームへと突入する。

(智樹)お前、夢の中の・・・
(ダイダロス)会いたかった・・・!

 そしてこんな状況ではあるが、遂に起きたままの状態でダイダロスと巡り会うのだった。

~~

 アストレアとカオスの交戦に介入するニンフだったが、力及ばず防戦一方の状況を変えることができない。
 その時カオスの背中に一条の光が突き刺さる。不調をおしてイカロスも駆けつけたのだ。

▽智樹の怒り
ダイダロスの研究室へと案内された智樹は、巨大な画面に地上の惨劇が映っているのを目撃する。

(ダイダロス)あの子が第二世代のエンジェロイド、カオスよ。可哀想に・・・間違った進化を遂げてしまった。あの子を止めてあげて!それが出来るのはトモくんしかいないの!お願い・・・

 そして、イカロス達を襲撃している黒い修道服のエンジェロイドを、以前夕暮れの公園で出会った少女と同一人物であることを看破する。騒動はうんざりだ、とばかりに不平を漏らす智樹。

 謝るダイダロスだったがしかし、自分が事件に巻き込まれつつあることは今の智樹にはどうでも良いことだった。

(智樹)俺じゃなくて、可哀想なのはアイツらだ!アイツらこそ平和が一番なはずだよ!おしゃれしたり、美味しい物食べたり、友達と笑い合ったり・・・それだけじゃダメなのか!?

 やがて智樹は

(智樹)・・・こんなもんッ!

 ダイダロスから錠前のような形をしたアイテムを半ば奪いとるような形で受け取り、地上へと戻るのであった。
 愛すべき未確認生物達の日常を守るために。

▽苦戦
(ニンフ)アルファー、何で来たの!?そんな状態で戦ったら!
(イカロス)大・・・丈夫・・・
(ニンフ)ダメ!無理したら記憶の修復が不可能になる!良いの?

 駆けつけたは良いものの、息も絶え絶えのイカロス。虎の子のウラヌスシステムも今は海の底。万全とは程遠いエンジェロイド三人による連携戦術でカオスを仕留めるしかなかった。

(英四郎)果たして、進化した第二世代の実力はどれほどか・・・

 ニンフがカオスの戦闘パターンを分析し、分析データを受け取ったイカロスがカオスの触手を全て撃ち落とし、その隙を突いたアストレアが背後から強襲する。三人の特徴を最大限活かした作戦だったがしかし、カオスの地力はイカロス達の予測を遥かに超えていた。イカロスのアルテミスは逆に全弾叩き落され、アストレアのクリュサオルも翼に防がれていたのだ。戦線はあっという間に壊滅状態に陥る。

~~

(シナプスのマスター)哀れな連中だ・・・同士討ちで破滅とは堕天使にふさわしい結末だな・・・

 シナプスのマスターもこの戦いを見物していた。支配者の笑いがまたもシナプスに木霊する。

~~

 ニンフとアストレアがカオスの触手に捕まり、イカロスは二人を助けるために空の女王(ウラヌス・クイーン)モードを発動しようとする。

(ニンフ)ダメよアルファー!空の女王は負担が大きすぎる!死にたいの、アルファー!?
(カオス)だったら手伝ってあげる・・・

 カオスの攻撃は続く。もはや立っているのもやっとのイカロスには空の女王モードを使うことも叶わず丸腰状態。

(カオス)もうおしまい?お姉様達は愛を知って弱くなったんだね。
(イカロス)愛・・・?愛なんて分からない・・・だけど・・・だけど!
たとえ記憶がなくなっても、マスターのことをを忘れてしまっても、全力を捧げてマスターと、マスターの大好きな平和を守る!!


 力を振り絞ってカオスに立ち向かうも、とうとうイカロスも触手に捕まってしまう。

(カオス)海の底はとっても暗いの。だぁれも遊んでくれなくて、さみしかったぁ・・・
だから私、お魚さんに愛を教えてあげたの。いっぱい痛くして、いっぱい愛して、殺してあげるんだぁ。
お姉様達も、いっぱい愛して殺してあげるね!さようなら・・・


 刃と化した触手をイカロスの首元に向けるカオス。そして


(智樹)やめろおおおおおお!!

 ようやく智樹が駆けつける。

▽命令
(智樹)死ぬなイカロス!これは命令だ!マスターの命令は絶対なんだろ!?
ニンフ、アストレア!お前らもだ!マスターがいないなら俺がなってやる!いくらでも命令してやる!

俺はお前らと一緒にいたいんだ・・・怒ったり、泣いたり、時々無茶苦茶もするけど、皆でいると楽しくて・・・
本当、楽しくて・・・だから絶対!死ぬんじゃねえ!!


 絶体絶命の危機に、智樹が叫ぶのはイカロスたちへの「死ぬな」という命令。
 エンジェロイド達に自由でいて欲しいと願う智樹だったが、それでイカロス達が無事で帰ってきてくれるのならそれも厭わなかった。

▽復活
(カオス)黙れ!愛を・・・愛を教えてあげる!!

喜ぶイカロス達にカオスは激昂。ニンフに刃を向けるのであった。しかし、

(ニンフ)あんまり私を舐めないでよね・・・!

 ニンフがそう言い放つと同時に、何故かカオスの力が抜けていく。この隙にカオスから一旦逃れるイカロスとアストレア。そして、同じく触手の戒めを解かれるニンフの背中には、なんと長らく引きちぎられたままだったはずの七色の翼がはためいていた。カオスは機能を取り戻したニンフのクラッキングにより能力を低下させられていたのだ。

(美香子)新しい羽根!?
(英四郎)一体・・・どういうことだ!?
(そはら)すごく綺麗・・・どうか皆、無事でいて・・・

 原因は誰にも分からない。ただ一つ確かなのは、エンジェロイド達が智樹の言葉に心を打たれていることだけだった。

▽連携
(イカロス)私たちは、愛を知ったから弱くなったんじゃない!マスターと知り合ったからこそもっともっと強くなれる・・・
その力をあなたにも見せてあげるわ、カオス!


(カオス)嘘だ嘘だ嘘だ!お姉様達は私を愛してるから海に沈めたんでしょ!?・・・愛って痛いんだよ?暗い海の底でさみしくて怖くて・・・痛くて痛くて・・・愛して殺して・・・
私、お姉様たちにも愛を返したいの!もっともっと、愛して殺してあげる!!


 戦況はニンフの完全復活により変わり始める。戦闘モードへ移行し、英四郎が考案した作戦を開始する三人。ニンフが応急処置を施したのか、イカロスは空の女王モードを難なく発動する。

(アストレア)一人の力じゃ敵わなくても、三人いれば・・・勝てるッ!!

 ニンフはハッキングフィールドを広域展開し、イカロスのアルテミスに弾道操作機能を付加し、アストレアの武装と加速性能をパワーアップさせる。戦術自体は先ほどと同じものだったが、完全に力を発揮し始めた三人に敵はなかった。

▽穏やかな眠り
 最後はアストレアが単騎駆けを制し、カオスは地に伏せる。

(カオス)アハハハ・・・そっか・・・私が頑張ってお魚さんや鳥さんを殺したみたいに、今度はお姉様が私を愛してくれるんだ・・・
さぁ!私を愛して殺して!愛して殺して!愛して殺して!愛して殺してぇっ!!


 勿論元々破壊するつもりはなく、喉元に突きつけていた剣を収めるアストレア。同時に、ダイダロスからアイテムを託されている智樹がカオスの下へと急ぐ。

(カオス)どうして殺してくれないの?早く愛してよ・・・もっと愛して・・・殺して殺して殺してぇ!!
(智樹)・・・もう良いから。

 カオスの下に辿り着いた智樹がまず始めに行ったことはアイテムでさっさと封印を施すことではなく、親の愛情に飢える子供のように泣き叫び続ける彼女の頭をそっと撫でることだった。

(カオス)おにいちゃん・・・?
(智樹)お前、もう充分苦しんだよな?俺達がちゃんと遊んでやれば良かったのかもな・・・ごめんな。

(カオス)(何これ・・・胸が痛い・・・痛いのに何故か暖かい・・・どうして?
この暖かさは、なぁに?


 動力炉に生まれた異常に疑問を抱きつつ、カオスは気を失う。それを見届けて始めて智樹はカオスの首輪に封印を施す。

(智樹)無茶すんなって言ったのに・・・でも、良く頑張ったな。

 そして、カオスを止めてくれたイカロスをねぎらう智樹。安心したイカロスはふっと目を閉じ、眠るのだった。
 いつしか空も晴れ渡り、夕焼けが彼らを優しく包み込んでいた。



主要元エピソード
アニメ版オリジナル。ただし、これから先原作にて同様の展開が用意されている可能性あり。

原作との相違点
完全オリジナル回。

ED
ラムネを片手に、カオス襲来に始まる一連の騒動の収束を喜ぶ一同。
・OP映像とリンクしてます。

ED11 帰るから(Guiter version)
歌:blue drops(吉田仁美・イカロス(早見沙織))
作詞:三浦誠司
作曲:糀谷拓土
編曲:水谷広実

個人的感想メモ・小ネタ
○今回のベストショット
・冷蔵庫に詰まったアストレア
・羽が戻ったニンフ
・智樹と触れ合う大人カオス

○OPは1期10話と同様、早見さんがメインボーカルです。
○エンジェロイドの指揮に使ってた車ってもしかしなくても軍事用ですよね・・・五月田根家の財力とは一体・・・
○そはらの生徒会役員設定が発揮されました。9話のアレはこのための布石です。
○ちいさなおんなのこが好きな人達にはあんまり評判良くない大人カオス。僕には大有りです。
 ・この艶やかな容姿で「おにいちゃん・・・」なんて呼ばれた日にはお兄ちゃんもう(自主規制
○BD版、DVD版では、戦闘シーン周りに大幅作画修正が入ってます。TV版しか見たことのない方は一見の価値アリ。
○一撃で国を滅ぼすと言われる火力を持つアポロンですが今回の描写を見る限り、あくまでそれは古代での触れ込みであり、国の規模が大きくなった現代では一撃で滅ぶ国は結構限定されるんじゃないかと思われます。

○何気に原作でも語られていない重要な謎が2つほど浮かびました。アニメ版のスタッフと原作者は結構話し込んでいるらしいので、原作とも共通した謎かも知れません。
・ダイダロス曰く、カオスを止められるのは智樹だけ。エンジェロイドと智樹には何か密接な関係が?
・ダイダロスと智樹、あっさりと巡り合っちゃったけど良いの?



 さて、これまでこのコーナーでは箇条書きで書き連ねるだけでしたが、この話に関してはちょっと語ってみたいと思います。
 
 メインヒロインたるイカロスの最大の危機、それを抱えたままのエンジェロイド達の奮闘、彼女達を大切に思う智樹の素直な心情の吐露そして逆転勝利、幼いまま物騒な任務を与えられ地上に放り込まれ、ずっと孤独だったカオスの救済とやりたいことは分かるんだけど、他の話に比べてシーン個々の繋がりが薄くて、名場面を散りばめただけのシロモノに見えてしまっても仕方ないと思います。

 個人的には最後にカオスに駆け寄る智樹がただ単に美味しい所をかっさらっただけに見えてしまうのが気になりました。ある時は電撃トラップを受けながらニンフの鎖を切り、またある時は剣を携えたアストレアの前に立ちはだかるなど、彼はいつも言葉だけでなく身体を張ってきただけにこのエピソードの智樹はちょっとだけ地に足に付かないような感じが・・・(暴走したカオスに近づくわけにはいかないから、やむを得ないけれど)。

 けれど、キャラのあり方や風呂敷のたたみ方はいつものそらおとで、エンジェロイド皆に対する智樹の暖かい気持ちやニンフの翼の再生は今までのエピソードの積み重ねを思えば十二分に心を温め胸を熱くさせるものだったのではないでしょうか。特に映像的には未だ原作版では成し得ていない、フォーメーションを組んで戦うエンジェロイド三人娘の勇姿も見どころでした。

 それだけに、この重要なエピソードを2、3話かけてやれればかなり違うものに変わったのかもと思うと、1期に用意された14話に対する12話という尺の短さが悔やまれます。あと、智樹も言っていたけどカオスと皆が楽しく一緒に遊んでいる所をいつかアニメ版でも見れれば・・・とそう思えてなりません。原作でも智樹と遊んだきりだけど。
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