外国の通貨を売買 考察:物語のヒロインとしてのイカロス そらのおとしもの徹底解析!

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水無月すう先生原作の漫画作品「そらのおとしもの」の非公式ファンサイト。アニメ版の感想、考察も。

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考察:物語のヒロインとしてのイカロス

突発コラム第四弾。今回はメインヒロイン・イカロスについて。


物語上のヒロイン
 戦略戦術用エンジェロイドタイプαイカロス。「そらおと」のメインヒロインとされているキャラクターであり、物語上でも雑誌のピンナップでも存在感抜群です。でも、いわゆる物語上の役割で見てみると現在のイカロスは物語的な役割のヒロインとはちょっと遠い存在かと言えるかも知れません。主人公と共に有り、想いを通わせ合う者もしくは恋愛の本命といえばそうなんですが。

 例えばギャルゲではルートごとに決められたヒロインが居て、その女の子が主人公と向き合って時にはぶつかり合って悩みを解決していくという形を取ることになります。マリオに対するピーチ姫みたいに。時には別のキャラがその役割を担うことがあります。

恋人≠ヒロイン
 有名所でいえば「Fate/staynight」の凛ルート。主人公の男の子・士郎は最終的に彼女とくっつくことになるんですが、凛は特殊な生い立ちであるにしろ最初から最後までほぼ一本筋の通った気持ちの良い女の子で「主人公に積年の大きな悩みを救われた」「ぶつかり合って分かり合った」みたいなことはありません。その代わり、凛のサーヴァントであり、士郎と対立する錬鉄の弓兵(GoogleIMEで「れんてつ」って打ったらこれが出てきた( ゚д゚ ))アーチャーがその立場を担っていると言えます。

 詳しい事情は省きますが(これを読んでいる諸兄は既にご存知の方も多いかも知れませんが)、このアーチャーは過去に色々あったお陰で士郎のことが気にくわないんですが、お互い全力で戦い合ったことで最終的に分かりあってるのです。その時アーチャーに捕らえられてた凛は士郎とアーチャーの一騎打ちの最中に別のキャラに救い出されています。

 こんなことがあり、「凛ルートはアーチャールートだ」なんて言っちゃう人もいます。ぶっちゃけ僕もそう思います。男性のアーチャーに「ヒロイン」なんて呼び方は便宜上とは言えちょっと抵抗ありますけどね。この役割、何か別の呼び方はないものでしょうか。

既に解放されている者
 では、我らがイカロスはどうでしょうか。まず記憶をプロテクトされて地上に落とされたイカロスは最初に最新型の転送装置で起こした事件を経て、自ら進んで智樹と共に居ようとします。ところが彼女はニンフに記憶を解かれて以降、自分が最強の兵器であること、そして敬愛する智樹が兵器が嫌いだということで深く思い悩みます。

 記憶と感情を取り戻したイカロスは「人間らしくなりたい」と人間らしさを追求するために大嘘をついてまわったりして、自分の正体から目を逸らし続けます。しかし、智樹は智樹でそれに感づいていて、「人間らしくなったじゃないか。隠し事の一つや二つあるもんだ」「言いたくなったら話せ」と何やら重大そうなイカロスの悩みを受け止める覚悟を見せています。

 で、ついに隠しに隠していた事実に真っ向から立ち向かう時がやってきます。原作で言えば15話、アニメ版1期の13話にてハーピーや時限爆弾からニンフを救い出すためにイカロスは「空の女王」モードを解放。智樹の前で兵器である自分の姿を明かさざるを得ません。

(イカロス)「マスター・・申し訳ありません。今まで嘘を吐いていました。私は戦略エンジェロイドタイプα「Ikaros」・・・マスターの嫌いな・・・兵器です
(智樹)「分かってたさ。・・・なぁイカロス。俺が「兵器は嫌だ」って言ったのはさ。お前がかわいそうだと思ったからなんだ。(中略)でもな、イカロス。今は俺・・・こう思う。お前が兵器でよかったお陰で友達を助けられる

 ここのやり取りで智樹は状況が状況とは言え「イカロスは兵器なんかじゃない」なんて甘言に終わること無く、イカロスの存在を全面肯定しています。ここでイカロスは自分の心を縛っていたものが解消されたことになり、また智樹と共にいたいという願いも叶ってしまいます。ギャルゲで言えば「イカロスルート攻略終了」ってところでしょうか。

それからのイカロス

 それからというもの、イカロスがかつて担っていた役割はニンフやアストレア、日和など他のエンジェロイド達に代わられています。最近でいえば、最もかつてのイカロスの立ち位置に近いのはカオスでしょうか。この記事を書いている現在絶賛苦悩中です。智樹さん早く攻略してあげて下さい。

 当のイカロスはというと、要所要所で正妻(と書いてメインヒロインと読む)としての存在感を遺憾なく発揮していますがとっくに「攻略」は終わっているので各エピソードで全面に出ることはありません。むしろ、ここ一番では他の女の子達を助ける手助けをしています。「フォルテ」の終盤で「ヒロイン」的なピンチに陥ったりもしましたが、ちょっと唐突だった感が否めません。スタッフ的にも結構苦肉の策だったのではないか・・・と思われます。プロポーズにこだわるイカロスの姿はとても微笑ましかったのですが。

 あえて現在のイカロスの役割を言うなら戦闘力を持たない智樹の代行者ってところでしょうか。残るイカロスの悩みといえば笑うことが苦手ということや、シナプスの謎が解明されることによってこの日常がどう変わっていくのかということぐらいです。それらがクローズアップされる際にはきっと、「マスターのバカ!」では済まない破壊力を発揮することになるかも知れません。「ヒロイン」的にも物語的にも。
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